JE(PC版)ver1.13のスナップショット、18w05aから新しいコマンド『bossbar』が追加されました!
これを使えばエンドラのHPゲージのような物がコマンドで自在に操れるようになります!
ボス戦のHP表示や、溜めゲージに使うのも良し、スコアボードのスコアやデータタグと連携することも可能なので、可能性は無限大とも言えますね!
今回は新コマンド『bossbar』の使い方を解説していきます!
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1.bossbarの使い方
1.bossbarの作成
まずはbossbarの作成をします。
/bossbar add <id> <名前>
IDと、実際に表示される名前を入力しましょう。
名前は ” で挟まないとエラーになるので注意!
設定した名前は
/bossbar set <id> name <名前>
で再変更可能です。
今回は
/bossbar add bosshp "ボスのHP"
と入力しました。IDがbosshp、名前をボスのHPと設定。
まだ入力しても何も表示されません!
2.bossbarを見れるプレイヤーを設定する
まだ作成した段階では誰もbossbarを見れない設定になっています。なので、見れるプレイヤーを設定しましょう。
/bossbar set <id> players <プレイヤー>
で設定します。プレイヤーを@aにするとプレイヤー全員が見れますし、@sにするとコマンドを実行した本人しか見えない設定になります。
ここでは
/bossbar set minecraft:bosshp players @a
と入力しました。すると、上にエンドラやウィザー戦で見るゲージが現れましたね!
また、bossbarは複数表示可能で、真ん中より少し上の部分まで表示可能です。
ゲームの解像度に応じて表示可能な数が変わってしまうのが微妙に使いづらいところではありますね。
3.値を変動させる
では、bossbarの値を変動させてみましょう。変動させるには
/bossbar set <id> value [値]
で入力します。作成したばかりのbossbarは最大値が100なので、0~100の値を色々変えて入れてみましょう。
試しに
/bossbar set minecraft:bosshp value 70
と入力。すると、ゲージが7割埋まりましたね。
4.最大値を変動させる
今度はbossbarの最大値を変えてみましょう。
/bossbar set <id> max [値]
設定できる最大値は1,999,999,999です。果たしてそこまで使う人はいるのか・・・。
5.bossbarの色などを変える
/bossbar set <id> color <blue|green|pink|purple|red|white|yellow>
で色を変更することができます。選べる色は青(blue)、緑(green)、ピンク(pink)、紫(purple)、赤(red)、白(white)、黄(yellow)の7色から。
/bossbar set <id> style <progress|notched_6|notched_10|notched_12|notched_20|>
を入力することでゲージに切れ目を付けることもできます。
progressは切れ目なし、notched_〇は〇に入る値の数だけ分割され切れ目が入っています。
6.bossbarの表示・非表示を切り替える
/bossbar set <id> visible <true|false>
でbossbarの表示・非表示を切り替えることができます。
falseにすると、全プレイヤーはbossbar見れなくなります。
7.bossbarを削除する
/bossbar remove <id>
でbossbarを削除できます。
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2.スコア・データタグの値をbossbarに代入する
bossbarはスコアの値を代入することができます。bossbarを使うときはスコアやデータタグと連携させる使い方がほとんどのような気もします。
/execute store result bossbar <id> <value|max> run data get entity <代入したい値を持つエンティティ> <代入したい値を持つデータタグ> <倍率>
という形で書きます。と、言って構文だけ書いてもイマイチわかりにくいので、実際に例を作りながら解説していきましょう!
今回は村人のHPをbossbarで表示させるコマンドを作ります。
3.村人のHPを表示させるコマンド
最初に実行するコマンド
1:/bossbar add villagerhp "村人の体力"
2:/bossbar set minecraft:villagerhp players @a
3:/bossbar set minecraft:villagerhp max 20
4:/summon villager ~ ~ ~ {Tags:["testHP"]}
まずはbossbarの設定、村人のHPの最大値は20なのでbossbarの最大値も20に設定しておきます。
そしてわかりやすいようにHP表示用の村人はタグを付けて召喚。
コマブロに入力するコマンド
そして肝心の村人のHPとbossbarの連携はたった1コマンド!
data get ~ で取得したHealthの値を、execute store result score bossbar を使って hp に代入するというコマンドになっています。
どうでしょう?村人を殴ったり治癒のポーションで回復させると、上のゲージが増減すると思います。
たったのコマブロ1個でエンティティのHPとbossbarが連携できるのは素晴らしいですよね!配布ワールドのボス作りが捗るんではないでしょうか?
また、スコアボードの値をbossbarに代入したい時は、
/execute store result bossbar <bossbarのid> <value|max> run scoreboard players get <代入したいスコアを持つエンティティ> <代入したいスコアの名前>
という形になります。
時間制限やタイマーなど、スコアを使う物はコチラを使ってbossbarに表示させましょう!
逆に、bossbarの値をスコアやデータタグに代入というのもできます。
/execute store result <block|entity|score> ~(略)~ run bossbar get <id> <max|players|value|visible>
の形でできますが、コチラはあまり使う機会は無いと思ってます。
なので、データタグ・スコアボードをbossbarに代入する方法だけ覚えていたらOKでしょう!
executeの新仕様について
【マイクラ】1.13以降の『execute』コマンドの新仕様について完全解説【18w20c対応済】 - パイセンのコマンド教室
4.まとめ
以上が1.13からの新コマンド『bossbar』についての解説でした!
演出面においてかなり効果的なコマンドなので、ぜひとも使いこなしていきたいですね!
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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