どうも!パイセンです。
今回はなんと1.14(のスナップショット)に対応したモッドローダー(forgeなど)がリリースされたので、紹介します。
Forgeの更新が滞ってる今、1.14以降はFabricへと移行するかもしれません。
対応バージョン(12/17現在)
12/17現在、対応しているバージョンは1.14と、そのスナップショット、18w49a~です。
1.13.2以前には対応していません。
1.13ならRift、1.12.2以前ならForgeを使用しましょう。
snapshotで遊ぶ方法
導入解説
では、fabricの導入方法を解説していきます。
バニラのランチャーに入れる場合と、MultiMCに入れる場合の2パターンを紹介します。
普通のランチャーを使う場合(シングル)
fabricをダウンロード
まずはFabricをダウンロードしましょう。下のサイトからダウンロードできます。
Launcherの項目を「Vanilla」にし、左下の「Download Installer(Windows/.EXE)」をクリックしてダウンロード開始します。
Mac等では右の(Universal/.JAR)をダウンロードするか、easywineなどを使ってexeファイルを実行しましょう。
導入する
ダウンロードしたファイルを起動し、導入するマイクラのバージョンや、Fabricのバージョンを設定した後、下の『Install』をクリックしましょう。
サーバーの場合は上の『server』をクリックしましょう。
Installの上に『Done』と表示されたら導入成功です。いつも通りマイクラを起動してみるとFabricが導入されているはずです。
必要に応じてプロフィールを設定しなおし、ディレクトリなどを指定しましょう。
fabricが導入できたら、次はAPIやMODを入れてみましょう。コチラをクリックして次の項目まで飛んでください。
MultiMCを使う場合(シングル)
fabricはMultiMCで導入することもできます。
まずはMultiMCをダウンロードしましょう。
お使いのOSに合わせてダウンロード先を選んでください。「よくわからん」っていう人はとりあえず左の『Windows』を選択してください。
ダウンロードした『mmc-stable-○○.zip』を、7-zipなどで解凍・展開しましょう。
中に入ってある『MultiMC.exe』が本体です。ショートカットを作成して、デスクトップに置いておくと起動が簡単です。
こちらをダブルクリックで開きましょう。
言語設定、使用Javaの選択、フィードバック自動送信のお願いの初期設定を済ませましょう。
最後のページは、MultiMCのさらなる改良のためにフィードバック自動送信についてのお願いになっています。
初期設定では自動送信になっているため、送りたくない方は左下の『Enable Analytics』のチェックを外しましょう。
これでMultiMCの導入は完了です。次に、このMultiMCを使ってモッドローダーであるFabricの導入をしていきます。
Fabricの導入
まずは、下のページへアクセスしましょう。Fabricを配布している公式サイトです。
そこでMultiMCのインスタンス用にfabricのurlをコピーします。
ページにアクセスしたら、Fabricを導入したいバージョンを選択して『copy MultiMC instance url』をクリック、fabricのurlをコピーします。
urlをコピーしたら、先ほど起動した『MultiMC』へ戻りましょう。
インスタンスの追加をし、先ほどのurlを貼り付けます。
左上の『インスタンスの追加』を選び、開いたページの『Import from zip』に先ほどコピーしたurlを貼り付けます。
右クリック→Paste、またはCtrl + V で貼り付けることができます。
上の名前も設定したら、右下の『OK』を押しましょう。
この状態で一度マイクラを起動してみます。
右から『起動』を選択します。
初回起動時はログインが必要になります。Mojangアカウントのメールアドレスとパスワードを入力しましょう。
パスワードを忘れてしまった方はコチラのページでパスワードを再発行しましょう。
無事起動できたら、タイトル画面の左下を確認してください。『Fabric』と付け足されていたら導入成功です!
導入を確認出来たら、マイクラはいったん閉じましょう。マイクラが起動しているとMODの導入ができません。
次はAPIやMODを入れてみましょう。コチラをクリックして次の項目まで飛んでください。
マルチサーバーに導入する場合
通常のサーバーなら開ける前提で、ポート開放等の説明は省略しています。わからない場合はほかのページをご覧ください。
fabricをダウンロードする
まずは普通にfabricのインストーラーをダウンロードしましょう。
ダウンロードしたらインストーラーを起動します。
VanillaまたはServerを選びましょう。実はどちらでもシングル・マルチ両方に導入することができます。
Versionは一番上を選び、OSがWindowsの方は左(.EXE)、Macの方は右(.JAR)を選びましょう。
インストールが完了すると、指定したパスに『fabric-server-launch.jar』が作成されています。
最終的には1つのフォルダにこの『fabric-server-launch.jar』とマイクラのサーバーファイルが入っている状態にします。
マイクラのサーバーをダウンロードする
次にマインクラフトのサーバーファイルをダウンロードしましょう。
最新バージョンのサーバーファイルはコチラ(https://www.minecraft.net/ja-jp/download/server/)からダウンロードすることができます。
サーバーを起動する
『fabric-server-launch.jar』と『server.jar』を1つのフォルダに入れましょう。
この時、マイクラのサーバーファイルの名前は『server.jar』のままにしておいてください。5月22日時点では名前を変更すると起動できなくなりました。
ほかの名前になっている場合は『server.jar』に直しましょう。
1つのフォルダに入れたら、『fabric-server-launch.jar』の方を起動します。
一度起動したら、ファイルやフォルダが作成されるだけで終わります。ここからはいつも通り『eula.txt』の『false』を『true』に書き換えて、もう一度fabric-server-launch.jarを起動すると、サーバーが開きます。
MODを入れる場合は、一度サーバーを閉じてから『mods』フォルダにMODを入れましょう。
MOD・APIの導入方法
これでFabric自体は導入できましたが、MODを入れてプレイするにはさらにfabricのAPIを導入する必要があります。
fabric APIの導入
次のページへアクセスして、まずはfabricのAPIをダウンロードしましょう。
対応しているバージョンを確認し、ダウンロードしましょう。
同じバージョンで複数のAPIがリリースされている場合は、一番上をダウンロードするのがオススメです。
APIやMODの導入方法も普通のランチャーとMultiMCを使った場合では異なるため、それぞれ解説します。
普通のランチャーで導入した場合
普通のランチャーを使って導入した場合、Forgeと同じように導入することができます。
Fabricを導入したら、一度Fabric入りのプロフィールでマイクラを起動しましょう。フォルダを作成するために一回だけ起動する必要があります。
導入成功するとマインクラフトのタイトル画面の左下にMinecraft (導入したバージョン) Fabricと表示されています。
ちゃんと導入できているか確認できたら、マイクラは閉じてください。
次にランチャーから起動オプションを選択して、作成したFabric用のプロフィールをクリックします。
ゲームディレクトリの右に小さな緑色の矢印があるので、それをクリックしましょう。
見つからない場合はランチャーの横幅を少し大きくすると表示されるはずです。
フォルダを開くと色々表示されますが、『mods』フォルダが作成されているはずです。
その中にダウンロードしたAPIやMODを入れれば導入完了です!
MultiMCの場合
MultiMCを使ってAPIを導入します。
fabricを導入したインスタンスを選び、右の『インスタンスの編集』を選択。
開いたウィンドウの左にある『Loader mods』をクリックし、右の『追加』からさきほどダウンロードしたfabric APIを選びましょう。
これでAPIの導入は完了です。
マルチサーバーに入れる場合
マルチサーバーの場合は一度サーバーを閉じてから、サーバーのファイルが入っている方の『mods』フォルダにAPIやMODを入れましょう。
MODの導入
MODは、さきほどのfabric APIと同じように追加することができます。
Curseforgeなどのサイトでは数こそ少ないものの、すでにfabricに対応したMODが配布されています。
これは『Simple Teleporters』。その名の通り、遠距離を一瞬で移動することができるテレポーターを追加するMODです。
まとめ
以上、新しいモッドローダー『Fabric』の導入方法でした。
まだスナップショット段階にも関わらず1.14に対応したモッドローダーが出てくるとは・・・。
開発ペースも異常に早いですが、正式リリースまでそれを保てるのか少々不安でもあります。
もしかしたらForgeに関しては1.13すら出ていない今、1.14以降はfabricが主流なるかもしれませんね。
MultiMC、fabricで初めて知ったんですがすごい便利ですねこれ。