JavaEdition 1.13より実装される、データパック機能。
ファンクションやカスタムレシピ、タグなど様々な要素を扱う上で、まずはデータパックを作成しなくてはいけません。
今回は技術的アップデートの要となる『データパック』の導入方法について解説します!
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1.『データパック』の作成
1.『データパック』を探そう
まずは、カスタムレシピを保存する場所の『データパック』を作ります。
PC -> ローカルディスク(C:) -> ユーザー -> (ユーザー名) -> Appdata -> Roaming
-> .minecraft -> saves -> (ワールド名) -> datapacks
の位置にあるので、探してみましょう。
2.packフォルダの作成
datapacksの中には何も入っていないので、中身を作成していきます。
右クリック -> 新規作成 で中に英数字で好きな名前を付けてフォルダを作成します。
ダウンロードした場合は、zipフォルダのままでも大丈夫です。
3.pack.mcmetaの作成
そして、作成したフォルダの中を開きます。右クリック->新規作成->テキストドキュメントでpack.mcmetaと名前を付けて、新しいテキストを作成します。
この時、上部の表示タブ→ファイル名拡張子にチェックが入っているか確認しましょう。
4.pack.mcmetaの編集
作成したpack.mcmetaをTeraPadなどのテキストエディタで開き、編集します。
win10に標準インストールされているメモ帳だと保存方法で問題があるので使えません。面倒ですが、TeraPadなどをインストールしましょう・・・。
TeraPadの公式サイトはコチラ
pack.mcmetaを開いたら、以下の内容をコピーして貼り付けてください。
コピペしたら文字コードをUTF-8Nで保存します。
TeraPadの場合、ファイル→文字/改行指定保存で文字コードをUTF-8Nにして上書き保存しましょう!
メモ帳の場合、文字コードをUTF-8Nに指定できないので、TeraPadなどのテキストエディタを使わざるを得ないんです・・・。
これでpack.mcmetaの編集は完了です。
5.data、名前空間フォルダの作成
pack.mcmetaと同じ空間にdataと名付けたフォルダを作成します。
そしてdataフォルダを開き、『名前空間』のフォルダを作成します。
名前は小文字のアルファベット、数字、アンダーバー、ハイフンを使って好きな名前にしましょう。
ただし、「minecraft」という名前はダメです。
名前空間フォルダを作成したら、データパックの作成は完了です!
あとは用途に応じてフォルダを作成していきましょう!
今回作ったデータパックのフォルダ構造はこんな感じになってます。
2.デ―タパックでできること
名前空間フォルダを作成し、さらにその中に用途に応じたフォルダを作成する必要があります。
・進捗の追加:advancements
・ファンクションの追加:function
hollys-command-lecture.hatenablog.com
・ルートテーブルの追加:loot_table
・カスタムレシピの追加:recipes
hollys-command-lecture.hatenablog.com
・ストラクチャーの追加:structures
・タグの追加:tag
それぞれの用途は追々新しい記事として追加しますので、お待ちください!
3.データパックに関するコマンド
1.データパックの読み込み『/reload』
ワールドでプレイ中にデータパックの内容を変更しても、すぐに変更が反映はされません。
ワールドを出入りするか、『/reload』を使ってデータパックの中身を読み込みましょう。
2.データパックの無効化・有効化させる『/datapack』
データパックの内容は常に有効になっているので、無効化させたい時はコマンドを使います。
/datapack disable <データパック名>
で指定したデータパックを無効化させます。
また有効化させたい時は、
/datapack enable <データパック名> [first|last]
と入力。
firstとlastは省略可能な部分で、優先度の設定をします。
firstは最低の優先度、lastは最優先で実行されるようになります。