どうも!パイセンです。
今回はマイクラJEで使える、worldborderコマンドについて解説します。
このコマンドではワールド境界線を自由に制御することができます。
PUBGやフォートナイトなどのバトルロイヤルゲーム風に言うと『エリア外』や『ストーム』のことですね。
これを使ってバトロワ風マップを作ったり、逆にゲームを進めることでワールド境界線が広がって行動できる場所が増える、と言ったマップも作ることができます。
注意!
2019年4月3日現在、worldborderコマンドはJava版(ver1.8~)のみ実装されているコマンドです。1.8より古いバージョンや、BE(スマホ・Win10・switch等)では未実装なのでご注意ください。
対応バージョン
Java版 | 1.8~ |
BE (スマホ・switch・Win10等) |
不可 |
Java版の1.8から可能です。BEでは未実装のため不可能です。
ワールド境界線とは?
まずはワールド境界線の基本的な情報について解説します。
マイクラの世界には実は端が存在しており、そこに行くと、この『ワールド境界線』が存在します。『ファーランド』などとも言われていますが、それはまた別の物となります。
コマンドやエンダーパールなどを使わない限り、ワールド境界の外から出ることはできません。逆に、境界線の外から中へ行くことはできます。
また、ワールド境界の外へ出ると継続ダメージを受けてしまいます。
受けるのはプレイヤーのみで、モンスターや動物には影響ありません。が、範囲外にはモンスター・動物が一切スポーンしなくなります。
このワールド境界線の範囲やダメージ量などを細かく設定できるのが、今回解説する『worldborder』コマンドになります。
使い方
では早速コマンドの使い方を解説していきます。
centerで境界線の中心を設定
まずはワールド境界線の中心地を決めましょう。
ワールド境界線を縮小・拡大する時の基準点となります。
< X >には中心地のX座標、< Z >には中心地のZ座標を入力しましょう。座標はF3を押して確認します。
相対座標の『~』を使って、プレイヤーの現在地を中心地に設定しました。
setで範囲を変更
次にワールド境界線の範囲を変えてみましょう。
<距離>ではエリアの範囲、<時間>では拡大・縮小が終わるまでの時間を設定します。
<距離>は端から端までの距離を表すので、例えば『10』にした場合は最終的に10x10のエリアになります。
このコマンドを実行すると、ワールド境界線が10秒かけて20x20の大きさへと変化していきます。
addで範囲を拡張・縮小
また、『add』でワールド境界線の範囲を拡張・縮小することもできます。
setの時と同じく、<距離>では広げる・狭める距離、<時間>では拡大縮小が終わるまでの時間を指定します。
<距離>をプラスの値にすると拡張し、マイナスの値にすると縮小します。
このコマンドを実行すると、ワールド境界線が5秒かけて-10ブロック分せまくなります。
damage amountで一ブロックあたりのダメージ量の設定
次に、ワールド境界線の外へ出てしまった時のダメージ量の設定方法を解説します。
damage amountでは1ブロック当たりのダメージ量を設定します。
ワールド境界線の外から離れれば離れるほどダメージ量が増えていきます。その増えるダメージ量を設定することができます。
例えば『1(=ハート半分)』に設定すると、ワールド境界線から20ブロックも離れると一撃でやられてしまいます。
個人的には『0.1』がちょうど良いように感じます。
damage bufferで範囲外でもダメージを受けない距離を設定
damage bufferでは、ワールド境界線の外でもダメージを受けない距離を設定できます。
このコマンドを実行すると、ワールド境界線を出ても10ブロック以内ならダメージを受けなくなります。
warningで警告表示に関する設定
ワールド境界線に近づいたり、コマンドによって範囲が変更されるとプレイヤーの視界が赤くなって警告表示されます。
その警告表示も、距離や表示時間を設定することができます。
distanceで警告表示される距離
warning distanceでは、境界線から画面が赤くなるまでの距離を設定します。
あまり短すぎると警告の意味がなくなってしまうので、少し長くすると良いでしょう。
このコマンドを実行すると、ワールド境界線から20ブロック以内にいると視界が赤くなってきます。
timeで範囲変更時の警告表示の時間を設定する
setやaddを使って範囲を変えると、warning distanceで設定した距離から離れていても赤く警告が表示されます。 warning timeでは、その警告の表示時間を設定することができます。
このコマンドを実行すると、ワールド境界線の範囲変更時に10秒間だけプレイヤーの視界が赤くなります。
getで範囲の取得
getを使うことで、ワールド境界線の範囲を確認することができます。
execute storeを使うことで、scoreboardと連携することもできます。
まとめ
以上、『worldborder』コマンドの解説でした。
次回はバトロワ風のエリア縮小システムを作ってみようかなと考えているのでお楽しみに!